[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2013/05/24
抄訳記事公開日:
2013/08/06

「ドイツ奨学生」の数が14,000人に増加

Zahl der Deutschlandstipendien wächst auf 14.000

本文:

2013年5月24日、連邦教育研究省(BMBF)は「ドイツ奨学金」適用学生数が14,000人となったことを発表した。この数字は連邦統計庁の発表によるもの。発表の概要は以下の通りである。
2012年末現在、約14,000人の学生が「ドイツ奨学金」を受けている。その数は一年で2.5倍に増加したことになる。
ヴァンカBMBF大臣は「この数字は喜ばしいもので、「ドイツ奨学金」が大学、学生、私的な資金提供者の間で益々認められ、好意をもたれていることを示している。数多くの大学が展開する創造性とアイディアに深く感心させられた」と語り、「その背景には、才能ある者、熱意ある者を支援するのは社会全体の責務であるとの意識がある。恩恵を受けるのは学生のみならず、その地域の企業及び資金提供者とのネットワークを形成する大学も同奨学制度の恩恵を受けることになる。当然のことながら資金提供者自身もよく教育された若者たちと個人的な接触ができ、後継となる専門人材の確保に貢献できる」と続けた。
わずか2年にして「ドイツ奨学金」の数は、12の育英資金機関が長い間築き上げてきた奨学生数のほぼ半分を達成している。大学は、2012年だけで私的資金提供者からの資金1,300万ユーロを奨学金の形で学生に供与している。
5月29日、BMBFの招請により、大学、資金提供者、奨学生が「ドイツ奨学金」制度導入後2年間の経験に関する意見交換のため一堂に会する。その際、ドイツ科学寄付連盟は「ドイツ奨学金」の理想的な供与に関する革新的コンセプトにより三つの大学を表彰する。
ドイツ奨学金制度に関する詳細情報は以下へ:
http://www.bmbf.de/de/14295.php
http://deutschlandstipendium.de/

[DW編集局]