フィンランド国立研究開発基金 （Sitra）の2013年5月22日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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ヘルスケアとセキュリティを専門とするフィンランド企業Vivago社が、欧州のコンペティションで銀メダルを獲得した。Sitraが一部を所有する同社は、電話をかけずに助けを求めることのできるパーソナル・セキュリティ・システムを開発したことで知られている。

Vivago社はまた、医療費の削減を目的とした予防医療を推進していることでも脚光を浴びている。同社はこれまでに、予防医療に関するデータを記録できるシステムも開発している。

eヘルス・コンペティション（eHealth Competition）は、欧州の中小企業（SME）を広く社会に知らしめ、顧客やパートナーの関心を引き、外部資本を誘致する機会を与えることで、こうした企業を支援することを目的としている。2013年には212社のSMEがこのコンペティションに登録し、127社が、自社のソリューションを2ページのサマリーにまとめて提出した。この情報をもとに、15社が最終選考に駒を進めた。

1994年に設立されたVivago株式会社は、ヘルスケア・サービスとセキュリティ・サービスを専門とするフィンランド企業である。利用者の身体の活動レベルを自動的に追跡し、分析するというサービス・コンセプトの開発、販売、マーケティングを行っている。同社の製品はフィンランドで開発、生産され、「鍵と国旗をシンボルにした」ロゴマークがつけられている。

[JSTパリ事務所]