[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2013/07/03
抄訳記事公開日:
2013/08/19

NSF:大学院生の海外研究経験を促進する「GROW」プログラム-第一回採択者発表

NSF Announces First Cohort of Graduate Research Opportunities Worldwide Program

本文:

国立科学財団(NSF)は7月3日、競争的研究資金である「世界的大学院生研究(GROW – Graduate Research Opportunities Worldwide)」プログラムにより、あらゆる科学工学分野の53人の大学院生を第一回公募の結果、採択した事を発表した。採択された学生は本プログラムを通してNSF大学院生研究フェロー(NSF Graduate Research Fellows (GRFs))として国際的な研究の経験を積む事になる。

NSFは、GROWを通してNSF GRFsを海外の選りすぐりの教育研究機関へ送り込むために、12カ国の関係機関と協力している。期間は3ヵ月から12ヵ月、各国の協力機関がNSF GRFsを受け入れ、海外に滞在中は研究機関で彼らの研究を続け、生活費はホスト国から支給される。第一回採択者の受入国は次の通りである:デンマーク、フィンランド、フランス、日本、韓国、ノルウェー及びスウェーデン。研究分野は、天文学や物理学から、機械工学、地球科学、数理科学、社会行動学まで幅広い。

なお、GROWプログラムに参加する53人の研究者は、それぞれの経験を多くの人と分かち合うために、ソーシャルメディアを使って情報を発信する。彼らは、NSFのフェースブックページhttps://www.facebook.com/US.NSF を使って、コメントや写真を掲載したり、ハッシュタグ#NSF_GROWを使ってツイッターでつぶやくことにしている。

[JSTワシントン事務所]