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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ研究振興協会(DFG)
- 元記事公開日:
- 2013/07/04
- 抄訳記事公開日:
- 2013/08/20
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ドイツ研究振興協会(DFG): 男女平等について更なる改善が必要
- 本文:
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ドイツの大型研究振興組織および科学関係の独立機関は、7月4日の記者会見において、2008年に決定された「ドイツ研究振興協会(DFG)研究関連男女平等スタンダード」の実現に関するDFG会員大学の最終報告書の結果を発表。これに関してDFGが以下の発表を行った。
DFGによると、大学における男女平等化は更なる進歩を見せているが、まだ十分とは言えない。最終報告は特に、大学の管理レベルにおける男女平等化が果たして制度化されているか、どの程度制度化されているか、また全体の戦略の中でどの程度実行されているのか、等について評価を行った。もう一つの重要な評価基準は、2009年から現在までの、科学的キャリアの各段階における女性の割合の推移であった。
男女平等化実施を4レベルに分けて評価したが、2010年では12の大学が最高レベルの4を獲得、2011年では20大学であった。今回の結果は68大学中22大学が最高レベルを獲得。今回は評価が最低レベルの大学はない。2011年の最低レベルの大学は5大学、2010年では10大学であった。
これに対し、各キャリア段階における女性の割合の推移はあまり良いものではなかった。多少の改善はみられたものの、DFGやその会員が期待した程度に改善されたとは言えない。特に最高のキャリア段階において、十分な状況になかった。
DFGは、この点ではっきりとした進展がみられるよう男女平等というテーマを2013年以降も集中的に取り組んでいく。特に女性の割合の増加に明確に焦点を当てていく。将来は、特別研究領域、大学院大学、その他研究アライアンス等の全ての助成申請において、どのランクの女性科学者が何人それに参加しているか、を明確に表示し、また各大学は年に一度、男女平等化状況に関する定量的データをDFGに対して提示するようにする。
[DW編集局]