[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 首相官邸
- 元記事公開日:
- 2013/07/05
- 抄訳記事公開日:
- 2013/09/01
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医療に関する産業・技術
Rapport "Industries et technologies de santé" du Conseil stratégique des industries de santé
- 本文:
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政府は2013年7月5日、医療産業戦略会議(CSIS)および医療産業・技術部門戦略委員会(CSF)による標記報告書を公表した。本報告書はフランスにおける臨床医学の進歩、保健衛生上の安全確保、国家経済、雇用への貢献に責任を負う革新的で競争力のある産業育成のための戦略方策について述べている。
本報告書は大きく4部で構成され、第1部~第4部合わせて44項目の方策(提言)が示されている。
[第1部: 研究、イノベーション、人材育成]
(研究高度化支援)
・ 官民研究提携の簡素化
・ イノベーションの中核拠点形成(共同研究室)
・ 研究開発および共同事業・共同研究の展開に適したエコシステム・マップの作成
・ 欧州圏での参画と位置づけ
・ トランスレーショナル・リサーチの促進
・ 臨床研究の構造化・専門化
・ 街の患者団体や医師団体を臨床研究に取り込む(人材育成)
・ 様々な課題や医療産業の役割の変化に適応できる人材育成展開戦略の実施(知的財産権と研究優遇策)
・ 知的財産権: フランスの国際的役割の強化
・ 知的財産権: 手続きの簡素化と調整
・ 知的財産権: イノベーション優遇策の強化[第2部: 医療、衛生管理の効率化、臨床治療の進歩]
「医療製品のイノベーション評価」など19項目の提言が含まれる。
[第3部: 雇用、競争力、生産]
「新興技術の実験の場の創設」など8項目の提言が含まれる。
[第4部: 輸出]
「医薬品の輸出入に関する行政手続きの簡素化」など6項目の提言が含まれる。
[DW編集局+JSTパリ事務所]