NSF新長官にコルドバ前パーデュー大学長
ホワイトハウスは7月31日、オバマ大統領がNSFの新長官に宇宙物理学者のフランス・コルドバ前パデュー大学長を指名する意向であることを発表した。3月末日にカーネギーメロン大学の学長に就任するため、任期半ばで辞任したスブラ・スレシュ氏の後任となる。フランスで生まれカリフォルニアで育ったコルドバ氏は、1979年にカリフォルニア工科大学で博士号を取得し、その後10年間ロス・アラモス国立研究所で勤務。1993年から1996年まではNASAで主任科学者を務め、その後2002年にカリフォルニア大学リバーサイド校総長に就任、2007年から5年間パデュー大学の学長を務めた。現在はスミソニアン協会の評議会議長、国家科学審議会(NSB)のメンバー。上院から正式に任命されれば、コルドバ氏は年間70億ドルの予算を持つNSFの第14代長官となる。歴代で女性としては二人目、ラテンアメリカ系としては初。
[DW編集局]