[本文]

国名:
EU
公開機関:
欧州研究会議(ERC)
元記事公開日:
2013/07/01
抄訳記事公開日:
2013/07/31
元記事の言語:
英語

若手研究者およびノーベル賞受賞者が集まるリンダウ会議においてERCの存在感をアピール

Strong ERC presence in Lindau with young scientists and Nobel laureates

本文:

欧州研究会議(ERC)の2013年7月1日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===

1951年以降毎年、ドイツのリンダウにノーベル賞受賞者(医学生理学、物理学および化学)が集い、次世代の優秀な研究者を指導し、知的刺激を与えている。戦後に始まったリンダウ・ノーベル賞受賞者会議は、「Educate. Inspire. Connect(教育。触発。連結)」の基本理念に従って、世界的に重要な問題について科学的な議論を展開する国際的なフォーラムとして発展してきた。

この会議は、リンダウの2人の物理学者、フランツ・カール・ハイン(Franz Karl Hein)とグスタフ・ヴィルヘルム(Gustav Wilhelm)、そしてレナート・ベルナドッテ(Lennart Bernadotte)伯爵の呼びかけから始まった。リンダウ会議は、研究者が知識やアイデアを交換し、科学に対する熱意を共有し、新しい人脈をつくるまたとない機会を提供している。第63回リンダウ・ノーベル賞受賞者会議は、2013年6月30日から7月5日にかけて開催される。

今回の会議に出席するノーベル賞受賞者の中には、ERCの助成を受けた研究者が4人いる。テオドール・ヘンシュ、セルジュ・アロシュ、ジャン¬=マリー・レーン、アダ・ヨナスである。今年は、約80カ国から選ばれた若手研究者(学部生および大学院生)が600人以上参加することになっている。ERCの代表は、スターティング助成金(Starting grant)を受けているダニエラ・ウィルソン博士と、ERCが助成する様々な研究チームに所属する13人の若手研究者である。彼らは、欧州全域およびその他の地域出身で、いずれも化学の分野で研究に取り組んでいる。「catalysts as keys to sustainable development(持続可能な開発のカギとなる触媒)」をテーマとする今年の主要なトピックは、グリーン・ケミストリー(Green Chemistry)、化学エネルギーの変換および蓄熱、ならびに生化学的なプロセスおよび構造である。

[JSTパリ事務所]