[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ノルトライン=ヴェストファーレン州 イノべーション・科学・研究・技術省
元記事公開日:
2013/08/13
抄訳記事公開日:
2013/09/20

ノルトライン・フェストファーレン州イノベーション科学研究省のシュルツェ大臣がリートベルク・クライメート・パークを表彰

Ministerin Schulze zeichnet Klimapark Rietberg als Ort des Fortschritts aus

本文:

ノルトライン・フェストファーレン(NRW)州イノベーション科学研究省はこのほど、リートベルク・クライメート・パークを同省の「進歩の場」として表彰し、同制度等につき、以下のような概略発表を行った。

NRWイノベーション科学研究省のシュルツェ大臣は、同クライメート・パークを顕彰し、「リートベルクは近代的な情報・技術センターであるだけでなく、気候保護の多様な観点にとって魅力ある行楽地でもある」と語り、「クライメート・パークは訪問者に気候変動と気候保護に取り組むよう働きかけ、動機づけ、しかもこれらのテーマを実感し、体験できるものでもある」とこのプロジェクトを称賛した。

多様かつインタラクティブな展示は、訪問者に複雑な関係性を明らかにするなど、理解しやすくしてくれる。またエネルギー資源を持続的に利用できる様々な技術を学ぶことができる。さらにクライメート・パークは、再生可能エネルギーに関する講演会や消費者センターによるエネルギー相談もおこなっている。地域の経済界や学術界との協力も密接である。

NRWイノベーション科学研究省は、2011年から、経済、エコロジー、社会をイノベーションと結び付け、それによって社会の進歩を可能にする機関を「進歩の場」として表彰している。大臣によれば「我々は、質的進歩「made in NRW」を目に見えるものにしたい」。今回のような表彰は褒賞かつ刺激となるもので、同時にNRWにおける「変革のパイオニア」のネットワーク化を可能にする。リートベルクのクライメート・パークは研究戦略「進歩するNRW」における、昨年度スタートした応募方法で選考された初の「場」である。それは、9名からなる評価委員会が合計121の応募から19の「進歩の場」を選考したもの。なおシュルツェ大臣は、2014年末までにこれら19の新しい「場」を表敬する。

[DW編集局]