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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2013/08/23
- 抄訳記事公開日:
- 2013/09/26
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高齢者シミュレーター、アザラシ・ロボット、世界最長のバス
- 本文:
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ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は、8月24,25日の10時から18時まで「オープン・ドア・デー」として同省を一般開放することとし、これに関して以下の通り概略発表を行った。
BMBFはいったいどのように動いているのか。ヴァンカ大臣のオフィスはどんな風になっているのか。高齢になった我々の生活に関して研究は何を語ってくれるのか。これらの質問に対する回答が、24、25日両日BMBFで実際に得られることになる。
ヴァンカ大臣は、人口変動について専門家及び一般市民と議論し、訪問者グループを省内見学に案内する。その案内先には、「科学年:高齢化におけるチャンス」というテーマに関する展示、高齢者が「スマート・ホーム・テクノロジー」によって支援される「インテリジェント・プレイモバイル・ハウス」等も含まれる。また目標地点に自動的に走り、障害物を認識できる車椅子も見ることができる。認知症患者の助けとなるアザラシ型ロボット「パロ」にも会える。訪問者はまた高齢シミュレーション用の服を着用し、老いるということがどういうことなのかを体験することもできる。
この他様々なプログラムが用意されており、驚きの科学、一緒にやってみようの科学、東西両独史の軌跡を訪ねる省内案内、ベルリン芸術学校の若い芸術家たちの作品等々に触れることができる。また希望者は世界最長のバス、30mのAutoTramについて知識を得、また職業教育訓練についても知ることができる。
連邦政府が行うオープン・ドア・デーは、今回既に15度目となるもので、連邦首相府、全ての連邦省、連邦広報庁が訪問者を受け入れることになる。
[DW編集局]