[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科技日報
元記事公開日:
2013/09/14
抄訳記事公開日:
2013/10/02

中国科学院とイギリス王立協会、共同研究を推進するためにコミュニケに調印

中科院与英国皇家学会签署声明推进合作研究

本文:

2013年09月14日付の「科技日報」ネット版は、中国科学院とイギリス王立協会が共同研究を推進するために共同コミュニケに調印したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。
中国科学院とイギリス王立協会が13日、北京で共同コミュニケに調印した。双方は、緊密に協力し、両国の共同研究を推進・支援することを決めた。
 共同コミュニケでは、中国とイギリスが科学問題においては、理想的で緊密に協力できるパートナーであり、科学の思想、技能、資源と実践の経験を共有でき、共同でイノベーション成果を経済と社会の発展に応用させる。双方は、緊密に協力し、両国の共同研究を共に推進・支援する。
 中国科学院の白春礼院長によると、「イギリス王立協会は、中国科学院と最も早くパートナーシップを確立した欧米の有名な学術機構であり、双方は、1978年に科学協力協議を結んだ。協議の交流プロジェクト、3年共同研究プロジェクト、人材育成プロジェクトの実施を通して、双方は、長期的で安定した交流協力関係を確立し、中国科学院に多くの科学技術人材を育成した」とのこと。
ここ数年、双方の協力分野が絶えず増加している。2010年から2012年まで、中国科学院、イギリス王立協会、米国アカデミーなど6機構が協力し、順番に3回合成生物学シンポジウムを開催し、今年1月に、双方は、共同で科学技術評価ハイレベルシンポジウムも開催し、機構の評価、科学研究優先分野の選択、科学研究者の成績評価、若手研究者の選択などの問題について交流・討論を行った。

[JST北京事務所]