[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2013/09/09
抄訳記事公開日:
2013/10/10

優秀人材の日」(タレント・デー)で横断的思想のできる若者たちを称える

Tag der Talente würdigt junge Querdenker

本文:

「優秀人材の日(タレント・デー)」で横断的思考のできる若者たちを称える

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は9月7日-9日の日程で開催された「タレント・デー」に関して概略以下の通りの報道発表を行った。

全国で行われた高校生による、数学、化学、文学、音楽などさまざまな分野における25コンペティションの受賞者、総勢300人がベルリンで開かれたタレント・デーに集い、その功績を称えられた。クエネット・ティーレンBMBF次官は「我々は、自分のアイデアを情熱をもって追い求め、傑出した能力を発揮し、今日ある問題の解決を見出し、それによって我が国を前進させてくれる、横断的思考のできる若者、そして創造的な頭脳を必要としている」とし、「タレント・デーによって我々は若者たちを多様な才能に注目させ、その傑出した能力を称えるものである。才能は我々の社会の原動力である」と続けた。

BMBFは2006年からタレント・デーを毎年実施している。3日間にわたる催しの中で若者たちはワークショップを通じその知識を広げ、科学者や芸術家と出会い、また相互に意見を交換する機会を得る。同次官によれば「コンペティションは若者たちを高度なパフォーマンスへと動機づけるものであり、タレント・デーの内容がこのことを証明している」という。

今年度のタレント・デーは2013年の科学年テーマ「高齢化におけるチャンス」に関連し、「我々と今」を主題としている。参加者はワークショップと討論会において、高齢化によって生ずる重要課題及び可能性というテーマと取り組んだ。

[DW編集局]