[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究省(MESR)
元記事公開日:
2013/09/04
抄訳記事公開日:
2013/10/16

「CoSpace」領域に関する国・産業界協議委員会の発足会合

Réunion inaugurale du Comité de concertation Etat-Industrie sur l'espace CoSpace

本文:

高等教育・研究省の2013年9月4日標記報道発表の概要は以下のとおり。

9月4日に発足した「CoSpace」領域に関する国・産業界協議委員会には、宇宙産業当事者の行動計画における重点課題を定める狙いがある。

宇宙政策はフランスおよび欧州の戦略的目標の一つを示すもので、とりわけ高性能で競争力のある科学技術力・産業力に基盤を置いている。そのような状況下で政府は国、研究機関(国立宇宙研究センター(CNES)、国立航空宇宙研究所(ONERA))およびこの分野の戦略的企業である大企業、中堅・中小企業の間での協議委員会の設置を考えた。

今回の「CoSpace」委員会発足会合により、この業界の状況を分析し今後の行動計画の重点課題を定めることが可能になる。

宇宙政策を担当するフィオラゾ高等教育・研究大臣は、国、研究界、産業界で共通のビジョンを作成・共有し、フランスの宇宙産業界の競争力を確たるものにするために、この新たな媒体が重要であることを強調した。同大臣は2014年予算では「将来への投資」プログラムの一環として宇宙に50百万ユーロを当てることを表明し、宇宙産業界に対する政府の支援を再確認した。

宇宙分野は年間20億ユーロの公共投資を受けており、フランスにおいて今回初めて業界の全当事者を結集させる「CoSpace」委員会によってさらに強化されることになる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]