[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科技日報
元記事公開日:
2013/06/27
抄訳記事公開日:
2013/10/16

中国、2020年に有人宇宙ステーションの建設完成に向けて宇宙事業を着々に進める

我国计划2015年前后发射天宫二号

本文:

2013年6月27日付の「科技日報」ネット版では、2020年までの中国有人宇宙飛行事業のスケジュールについて報道された。本記事ではその概要をまとめる。
中国の有人宇宙飛行船「神舟10号」(6月11日打上)がミッションを終えて、6月26日に成功裏に帰還したことを受け、中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室(事務局相当)の王兆躍進主任は当日、中国が2015年前後に宇宙実験室として「天宮2号」を打ち上げることを明らかにした。また、王主任によると、「天宮2号」と同時に建造されている中国初の宇宙ステーションも着々に進められているという。現在の予定では、中国は、2018年に宇宙ステーションのコアとなるカブセルを打ち上げ、2020年に宇宙ステーションの全体建設を完成することとなる。
また、他の関係者からは、今後の宇宙ステーションの打ち上げと運行等に用いられる新世代のロケットの開発、及び宇宙飛行士の養成と共同飛行等に関する国際交流・協力の強化についても紹介された。

[JST北京事務所]