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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州共同体研究開発情報サービス(CORDIS)
- 元記事公開日:
- 2013/09/02
- 抄訳記事公開日:
- 2013/09/20
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地下のエネルギー・ポテンシャルを視覚化
- 本文:
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欧州共同体研究開発情報サービス(CORDIS)の2013年9月2日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===EUが資金供与するプロジェクトにより、欧州の「極浅地熱ポテンシャル(very shallow geothermal potential:vSGP)」をアクセスしやすいかたちで視覚化することが可能になった。地質学、水文地質学、土壌および気候に関する既存のデータを整合させることで、THERMOMAPプロジェクト(http://www.thermomap-project.eu)が、誰でもアクセスできるオープン・ソース形式のウェブ・サービスを開発したのである。
地熱エネルギー(浅い部分に水平に存在する地熱系も含む)とは、地表面のすぐ下に存在する熱エネルギーである。極浅地熱エネルギーを利用するシステムは、一般家庭ならびに企業に暖房を提供するための簡単かつ有効な手段となる。資本回収までの期間が短く、説備の設置に関しても環境への影響が小さいため、浅層地熱部門は、欧州で最大の地熱エネルギー部門となっている。にもかかわらず、広くアクセスできる情報がいまだ欠如している。
マップの新バージョンは多言語対応になっており、プロジェクトのパートナーが用いている8カ国語をすべて網羅している。このマップのビューアインターフェース、報告書、計算機能はこれまでにすべて翻訳されており、今後も数々の資料がオンラインで提供される予定である。
[JSTパリ事務所]