[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済技術省(BMWi)
元記事公開日:
2013/09/17
抄訳記事公開日:
2013/10/21

助成計画「インテリジェント・エネルギー・ショーウィンドウ」が確実なエネルギー供給と再生可能エネルギーを調和化

Förderprogramm „Schaufenster Intelligente Energie“ bringt sichere Energieversorgung und Erneuerbare Energien in Einklang

本文:

ドイツ連邦経済技術省(BMWi)は、「インテリジェント・エネルギー・ショーウィンドウ」と題する助成計画の審議段階に着手した。これに関して同省は概略以下の通りの報道発表を行った。

この新しい助成計画では、エネルギー供給およびシステムの安定性や、インテリジェント・エネルギー・ネットワークといったエネルギー転換の中心的テーマに取り組んでいる。「インテリジェント・エネルギー・ショーウィンドウ」は最新技術の利用、実用的なプロセス、市場メカニズム、ハード・ソフト関連措置等の開発および実践的形成を必要とする。

カプファラーBMWi次官は「産業拠点ドイツにとって、エネルギー供給が安定し、安価で環境に優しいものとなるようエネルギー転換を形成することが非常に重要である。これは正に再生可能エネルギーが占める割合が高い、ということからも重要課題である。この助成計画は競争原理による公募と、2か所のモデル地域を通じて産業、エネルギー、情報通信技術各分野における重要な実際経験と、数多くの革新的アイデアを獲得することが期待されている。これらのアイデアはエネルギー転換という重要課題の克服に大きな助けとなるものである。同計画の核心は、消費者の安定した、安価で環境に優しいエネルギー供給への関心である」と語った。

連邦政府は2017年末まで毎年、エネルギー・気候基金から最高2,000万ユーロを「インテリジェント・エネルギー・ショーウィンドウ」に拠出する。同計画の3か月間の審議段階にはプラットフォーム「将来性あるエネルギーネットワーク」の関係者も参加する。これによって消費者団体、エネルギー分野、情報通信分野、産業界、経済界、連邦及び州の代表者がプロジェクトの企画段階から同計画に関与することになる。

[DW編集局]