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- 国・地域名:
- フィンランド
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- フィンランド技術庁(Tekes)
- 元記事公開日:
- 2013/09/12
- 抄訳記事公開日:
- 2013/10/17
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フィンランド-米国間のパートナーシップが物質科学の飛躍的進歩を促進
Finland-USA partnership boosts material science breakthroughs
- 本文:
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フィンランド技術庁(Tekes)の2013年9月12日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===フィンランド技術庁(Tekes)の機能材料プログラム(Functional Material programme)が開いたテーマ別セミナー「先進材料と生物医学的応用(Advanced materials and biomedical applications)」で、バイオマテリアル、ナノセルロース、刺激応答性材料(stimuli-responsive materials)、光学およびプリンテッド・インテリジェンスに関する最近の研究成果が発表された。これらは、人体への移植臓器の開発や個々の患者に適した医療、伸縮性エレクトロニクス(stretchable electronics)などを可能にする重要な要素である。
現在、米国と協力して、物質(材料)に関するフィンランドの高度な専門知識・技術を積極的に応用する新たな試みが続けられている。在フィンランドの米国大使館に新設された「イノベーション・センター」で、上記セミナーのネットワーク構築に関するポスター・セッションが開かれた。
Tekesは、ライフ・サイエンス(生命科学)分野のフィンランドの企業や研究グループを対象に、2010年からオハイオ州アクロンへのネットワーキングツアーを企画し、フィンランドと米国の間の技術的架け橋の構築に取り組んでいる。活動の主眼は、生物医学の物質(材料)と解決策の応用であり、米国市場に重点を置いている。プロジェクトの協力パートナーには、アクロン市(オハイオ州北東部)、Tekes、ウーシマー県経済開発・輸送・環境センター(Centre for Economic Development, Transport and the Environment for Uusimaa)、Radvisor Oy社およびHealthBIOクラスターなどが含まれている。
[JSTパリ事務所]