[本文]
-
- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国王立協会
- 元記事公開日:
- 2013/09/30
- 抄訳記事公開日:
- 2013/11/01
-
ウィレッツ科学担当大臣、工学分野への女性進出を支援
- 本文:
-
9月30日、デービッド・ウィレッツ科学担当大臣が、工学を専攻する女子大学生の倍増計画を発表し、次世代女性の科学・工学分野への進出促進には長期投資が必要だと語った。以下はその概要。
工学専攻大卒者のうち女性はわずか16%で、物理学では過去20年間にAレベル試験を受けた女性は全体の20%に過ぎないという。
王立協会(Royal Society)も、マイノリティ層の参加比率を拡大することで英国の科学・技術・工学・数学・医学を多様化する計画を実施している。
王立協会のポール・ナース会長の談話:
「物理学・工学を専攻する女性の比率は少なく、英国経済にとって極めて重要な分野に進むべき優秀な人材を取り逃がしている。政府の倍増計画を歓迎する。この問題の早期解決は難しいが、王立協会としても協力したい。」ウィレッツ大臣は、学生の多様化への取り組みを対象に大学に2億ポンドの資金提供を行うことも発表。この資金を利用する大学は同額の拠出義務を負う。
[DW編集局]