[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー・気候変動省(DECC)
元記事公開日:
2013/09/27
抄訳記事公開日:
2013/10/17

第5次評価報告書(AR5)に対する反応:気候科学の最新評価

Response to Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC) Fifth Assessment Report (AR5): The Latest Assessment of Climate Science

本文:

エネルギー・気候変動省(DECC)の2013年9月27日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が、第5次評価報告書第1作業部会報告書を9月27日(金)に公表した。この報告書は、気候変動の科学に関する評価でこれまでで最も包括的なものである。

エネルギー・気候変動省(DECC)の首席科学顧問で王立協会フェロー(FRS)のDavid MacKay教授は次のように語った。

「今回の新しい報告書に込められた重要なメッセージは、排出される温室効果ガスに対する気候の正確な感度についてはまだ不確実な部分があるものの、気候への影響は、大部分は人類による二酸化炭素の累積排出量によって決まるということである。つまり、10年または20年経ってから気候変動対策を講じていたのでは、今すぐ行動する場合よりも確実に大きな被害をもたらすことになろう」。

[JSTパリ事務所]