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国・地域名:
アイルランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
アイルランド科学財団(SFI)
元記事公開日:
2013/09/30
抄訳記事公開日:
2013/10/17

小規模先進国が研究の効果や測定基準を協議

Small Advanced Economies Gather in Dublin to Discuss Research Impact and Metrics

本文:

アイルランド科学財団(SFI)の2013年9月30日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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世界でも小規模な先進6カ国(ニュージーランド、シンガポール、イスラエル、デンマーク、フィンランドおよびアイルランド)から成る国際的な作業部会が9月30日、10月1日にダブリンで行われる。アイルランド科学財団(SFI)主催によるこの会合は、ファームリー(Farmleigh)で開催され、同程度の規模の国々での科学研究の効果測定に役立つ共通基準策定の可能性について協議が行われることになっている。

政府の首席科学顧問でSFI事務局長のマーク・ファーガソン教授は「経済小国は経済大国とは異なる課題と機会を有している。例えば、経済小国は新しい技術の世界的なテストベッドとして機能するという素晴らしい可能性を秘めている。このような国々は、互いに協力して学び合うとともに、基準に従って相互に評価することを目指すべきである。研究成果の数やその効果をうまく測定する共通のシステムを合意に基づいて構築することは、格好の出発点となる。SFIは、ダブリンでこのような会議を主催することができ、嬉しく思っている。これは、優れた中核的科学研究拠点としてのアイルランドの国際的立場を高めるというわれわれの姿勢を明確に示すものである」と説明した。

小国とは人口1,000万人未満の国を意味し、「先進国」とは国際通貨基金(IMF)による呼称である。

[JSTパリ事務所]