フィンランド国立研究開発基金 （Sitra）の2013年10月1日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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フィンランドは国際的に医学研究の基準が高く、健康・ウェルネス分野では世界有数の企業もある。このようにダイナミックで革新的な環境に恵まれ、一人当たりの研究開発投資額が高いことから、フィンランドは医療技術を幅広く輸出するなどの成果を上げてきた。過去5年間、フィンランドの医療技術分野での製造・輸出は、不況にもかかわらず年平均8%を超える成長を遂げており、2012年のフィンランドの医療技術輸出は23%増と大幅に伸びた。

フィンランドには、独自の情報資源や欧州で最高のバイオバンクがあるという利点がある。最近実施された欧州健康テレマティクス協会（European Health Telematics Association）のピア・レビューによると、フィンランドはまるで良質の金鉱を保有しているようなものと言われている。日常的なヘルスケアから入力･収集される健康関連のデータの量、適時性、質が素晴らしいのである。

[JSTパリ事務所]