[本文]

国・地域名:
スイス
元記事の言語:
英語
公開機関:
スイス国立科学財団(SNSF)
元記事公開日:
2013/10/09
抄訳記事公開日:
2013/11/04

フランスとのリードエージェンシー(主導機関)協定

Lead Agency agreement with France

本文:

スイス国立科学財団(SNSF)の2013年10月9日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スイス国立科学財団(SNSF)およびフランス国立研究機構(ANR)は、リードエージェンシー協定を締結し、2013年10月から2年間にわたり、フランスのパートナーとの国際プロジェクトの評価プロセスの簡素化を目指すことになった。

リードエージェンシー方式では、スイスとフランスが共に中心となっているプロジェクトであれば、リードエージェンシー(主導機関)である単一の機関に提出することができる。それぞれのプロジェクトのパートナー組織が、パートナーの協定で合意したリードエージェンシーの助成決定を評価し、その国で実施されるプロジェクトの一部に資金を提供する。

リードエージェンシー方式では、研究助成機関のいずれか1つに共同で申請することができる。申請は、各国の通常の要件に従わなければならず、国家プロジェクトと同じ資格規定が適用される。リードエージェンシー申請は、SNSFへの通常申請と平行して同じ方法で検討される。つまり、リードエージェンシープロジェクトのために設けられる特別な予算や追加の予算はない。リードエージェンシーは、研究者が二重の申請を求められないよう、パートナー組織に通知する。

SNSFは同様の取り組みをドイツ、オーストリア、ルクセンブルグと行っている。

[JSTパリ事務所]