国立科学研究センター（CNRS）の2013年10月21日標記報道発表の概要は以下のとおり。

指紋を蛍光によって直接採取できる革新的な製品が、超分子・高分子の光物理学・光化学研究室（CNRS/カシャン高等師範学校）のチームによって、フランスの専門企業「Crime Scene Technology」社との協働により開発された。この新製品は指紋を迅速かつ低コストで直接採取することができ、これまでの重厚な処理は必要なくなる。フランスの憲兵隊や警察、ロンドン警視庁、FBIによるこの製品のテストでも問題なく、「Forensic Science International」誌のサイト上での発表の対象となっており、また特許の対象にもなっている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]