スウェーデンに帰ろう
スウェーデン戦略財団 (SSF)の2013年10月8日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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Filipe Maia氏は、X線自由電子レーザーを利用して、ウィルスなどの生体分子の3D画像の作成を進めることになる。彼は、ポスドクとしての海外での研究活動を経て、スウェーデンに帰国することになった12人の研究者のうちの1人である。今後は、ウプサラ大学で彼自身の独立した研究グループを立ち上げる予定である。
・イングヴァール・カールソン・アワード(Invar Carlsson Award)とは
SSF(スウェーデン戦略財団)は、2004年12月に、スウェーデンに帰国して就業することを若手のポスドクに奨励する、特別なプログラムを設けることを決定した。このプログラムは、1997年から2002年にかけて会長として同財団に貢献したイングヴァール・カールソンにちなんで名づけられた。このプログラムは、スウェーデンに戻り、独立した長期的かつ創造的な研究に着手する意向のある有能な若手のポスドクを見出し、彼らを支援することを狙いとしている。
[JSTパリ事務所]