国立情報科学・自動化研究所（INRIA）の2013年10月23日標記報道発表の概要は以下のとおり。

INRIAはこのほどニューデリーでの仏印技術サミットの機会に、現地の電子情報界の当事者機関との協力強化に関してインド政府科学技術局（DST）との合意書に調印した。

INRIAはインドの数多くの相手との研究協力を展開している。10億人以上の人口を抱えるインドは2003年以降活力ある経済成長で知られており、また新技術への大きな展開でも知られている。INRIAにとっても将来への期待に溢れた国である。研究に関しては、米国との長期にわたる協力の伝統があるにしても、ごく最近は欧州との距離がますます縮まっている。我々がすでに行っている交流は実り多くかつ持続可能なものであるが、今こそ強化する必要があり、研究の目標や課題に沿って組織化する必要がある。研究領域だけでなく産業領域においても我々の協力が目に見えて効果があるようにする機会を掴むのは今である。

INRIA、CNRS、DSTが連繋して今年設置された「情報・通信科学技術における目標設定共同プログラム」では2国間の既存の協力関係を強化し、新規プロジェクトを支援し、関与する研究者や学生の交流を支援する。

[DW編集局+JSTパリ事務所]