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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国研究会議協議会(RCUK)
- 元記事公開日:
- 2013/10/10
- 抄訳記事公開日:
- 2013/12/04
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数千万ポンド規模の投資により農業技術イノベーションを推進
Multi-million pound boost for innovation in agricultural technology
- 本文:
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10月10日、農業技術分野における研究者や企業の革新的ソリューション開発を支援する農業技術カタリストの新設が発表された。バイオテクノロジー・生物科学研究会議(BBSRC)だけで3000万ポンドを拠出。以下はその概要。
人口増、気候変動、新興経済の急成長、土地・水・エネルギーの不足などグローバル規模の問題が顕在化するに伴い、農業科学技術は世界の急成長中の市場のひとつとなっている。
栄養、植物化学、情報科学、衛星画像リモートセンシング、計測学、精密農業の新発見は、様々なチャンスを生む。英国は、産学共同研究を推進しながら、このチャンスを利用して最前線にとどまろうとしている。
新設の農業技術カタリストは、BBSRCと技術戦略審議会(TSB)が設置。政府予算から計約7000万ポンドが投じられ、国内のみならず国際的な農業分野の重要課題に取り組む研究者や企業を助成する。イノベーションの商業化を支援するため、英国の企業と研究者を対象に、初期段階の実証研究、企業内研究、後期段階の実証研究に助成金が授与される。
[DW編集局]