[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2013/11/18
抄訳記事公開日:
2013/12/26

第8回21世紀中・米医学フォーラムが開催される

第八届21世纪中美医学论坛举行

本文:

2013年11月18日付の「中国科学報」ネット版は、第8回21世紀中・米医学フォーラムが上海で開催されたと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

第8回21世紀中・米医学フォーラムが11月16-17日に上海で開催された。全国人民代表大会常務委員会副委員長の陳竺氏は本フォーラムに参加し、「白血病の克服から国民医療保険まで-中国のトランスレーショナル医療の強化」と題する報告を行った。フォーラムでは、300名の中国・米国の医学分野における専門家が医学の研究成果や発展モデルなどについて討論を行った。

専門家によると、「トランスレーショナル医療はすべての人類の健康と関連する職業、学科の間に密接な関係を確立することが可能である。トランスレーショナル医療は人類の健康的活動、過去100年来不断に発展してきた各種の生命科学研究に横断的な連携をもたらし、最終的に更に深い理解と人類の健康水準の向上を一体的に実現する」という。

フォーラムの期間中、上海交通大学医学院付属端金医院は、フランスPaoli-Calmettesがん研究所、カナダMcMaster大学Frie-stone呼吸器病学研究所、カナダトロント大学教育病院グループ及び米国ピッツバーグ大学医学部麻酔学科など4機構との間で、臨床及び共同研究に関する協定に調印した。今後は、漢方薬治療腫瘍研究や難治性喘息の個別化治療、慢性B型肝炎の治療の標準化と、全身麻酔と記憶力との関係などに関して、高レベルかつ全面的な国際共同研究を展開する見込みである。

[JST北京事務所]