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国・地域名:
アイルランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
アイルランド科学財団(SFI)
元記事公開日:
2013/11/14
抄訳記事公開日:
2013/12/20

米国-アイルランド研究開発パートナーシップ運営グループ(US-Ireland R&D Partnership Steering Group)の新たな共同議長が任命

Minister Sherlock announces appointment of new Irish co-chair to US-Ireland R&D Partnership Steering Group

本文:

アイルランド科学財団(SFI)の2013年11月14日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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アイルランドのショーン・シャーロック研究・技術革新担当大臣は11月13日、米国-アイルランド研究開発パートナーシップ運営グループ(US-Ireland R&D Partnership Steering Group)のアイルランド側の新たな共同議長に、Feargal Ó Móráin氏を任命したことを発表した。この発表は、運営グループの米国側共同議長である、ケリー=アン・ジョーンズ国務次官補(海洋・国際環境・科学担当)のアイルランド訪問に合わせて行われた。同国務次官補はユニバーシティ・カレッジ・ダブリンで開かれるEarth Gatheringに参加するため、ダブリンを訪れていた。

2006年にベルファスト合意の原則に基づいて樹立された米国-アイルランド研究開発パートナーシップには、競争的研究資金助成により科学的進歩を促すための米国、アイルランドおよび北アイルランドの政府間協力が盛り込まれている。これら3つの国と地域の代表者を含む運営グループは、この協力に基づく共同的取り組みを指導しており、パートナーシップの精神を反映してそれぞれの国と地域から共同議長が任命されている。

シャーロック大臣の談話:
「米国-アイルランド間の研究開発パートナーシップはますます強化されており、政府の省庁・機関間、ならびにアイルランド・北アイルランド間、さらに米国側当事者との間に緊密な協力関係が育まれている。2009年以降、14件のプロジェクトが複合的な財源から計2,220万ユーロの助成を受けている。これらのプロジェクトには、アイルランドの8つの大学と研究機関、北アイルランドの2つの大学、米国の17の研究機関から50人を超す研究責任者と共同研究責任者(co-principal investigator)が参加している」

[JSTパリ事務所]