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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2013/11/07
- 抄訳記事公開日:
- 2014/01/14
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中国人研究者、世界初の心臓研究新アトラスを作成
- 本文:
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2013年11月7日付の「中国科学報」ネット版は、中国人学者が、世界初の心臓研究新アトラスを作成すると報じた。本記事ではその概要をまとめる。
復旦大学が6日に明らかにしたところによると、同校の付属中山病院特別教授でアメリカカリフォルニア大学ロサンゼルス校の有名な心臓病学の専門家である平琲琲氏が、同院心臓血管疾患研究所の葛均波チームと提携し、世界初の心臓細胞タンパク質アトラスを構築した。
今回構築されたアトラスは、全く新しいグローバル情報共有プラットホームであり、マークや対比参照物が一致しないなどの難問を解決したほか、リアルタイムでデータを更新する機能を備え、異なる学科間のリソースを整理し、これらの複雑なデータを効果的に整合し、研究者が特定の生物をバックグラウンドとした蛋白シグナル伝達経路の研究を展開する上で有用である。
「心臓細胞タンパク質アトラス」プラットホームは、3つのメリットがある。
1.同プラットホームには、多くの整合された「重要なデータ」と研究者のために設計した検索サイトがある。
2.プラットホームには、データベースと生物情報ツールがあり、既知の生物医学の特徴を整合することができる。
3.同プラットホームは、オンライン・リアルタイムサイトであり、研究者がデータを効率的に分析・アップロード・検索することに有利で、世界心臓血管研究専門家の協力の展開とリモートデータベース管理を促進し、さらには、心臓血管生物学と医学分野の知識構築を促進する。
[JST北京事務所]