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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2014/01/10
- 抄訳記事公開日:
- 2014/01/22
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ドイツは人気留学先
- 本文:
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連邦教育研究省(BMBF)と、ドイツ学生機構(DSW)、ドイツ大学学術研究センター(DZHW)が「2012年ドイツにおける外国人留学生」と題する報告書を公表した。これに関してBMBFは概略以下のような報道発表を行った。
「2012年ドイツにおける外国人留学生」報告書はBMBFの助成を受け、DZHWが実施したものである。それによると外国人留学生にとってドイツはますます魅力的になってきている。調査は前回調査から3年後になる2012年の夏学期にドイツの大学に在籍した学生を対象に行われた。
回答した61%の学生が、ドイツが留学先第一候補であったとしている(2009年47%)。海外の大学卒業資格がドイツ国内でどの程度認められるかについては、状況が改善されており、2012年には海外資格の75%がドイツの資格と同等と認められた(2009年60%)。外国人留学生がドイツのさまざまな支援策を高く評価していることは、非常に勇気づけられるものである。滞在許可、留学費用、当局への手続き等に関する情報について満足している学生の割合が非常に高くなっており、滞在許可に関して17%(2009年)から59%(2012年)、費用については26%(2009年)から56%(2012年)、当局関連については43%(2009年)から70%(2012年)に満足度が上がっている。
ヴァンカBMBF大臣は、外国人留学生はあらゆる点において、国全体と大学を豊かにしてくれるものであるとし、「今は多くの人々を永続的に我が国のために獲得するチャンスを有している。我々は一貫して大学を魅力あるものとすべく投資していく」と語った。
同報告書は外国人留学生の経済的、社会的状況に関しても触れている。それによると彼らの最も重要な資金源は両親の支援(53%)、自己資金(52%)、奨学金(23%)となっている。資金状況は出身国によって異なってはいるが、未婚の学部生と修士課程の学生の平均収入は概ね月額749ユーロ、これに対しドイツ人学生は月平均864ユーロを手にしている。
留学生が挙げる問題については前回調査と同様、回答が多い順に住居に関すること、ドイツ人学生との交流不足、大学の学習体系におけるオリエンテーショ不足、学習のための資金不足となっている。
出身国では中国がトップで、ロシア、オーストリア、ブルガリア、ポーランド、トルコ、ウクライナ、インドとなっている。留学生数については2009年の180,222人から、2012年では192,853人へと増加している。
[DW編集局]