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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2013/12/23
- 抄訳記事公開日:
- 2014/01/27
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中国の心臓移植技術、画期的なブレイクスルーを実現
- 本文:
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2013年12月23日付の「中国科学報」ネット版は中国の心臓移植技術が画期的なブレイクスルーを遂げたと報じた。本記事ではその概要をまとめる。
中国心不全外科・内科治療ハイエンドフォーラムが21日に北京で開かれた。心不全外科・内科診断治療技術に特化したフォーラムは中国初となる。北京安貞病院の孟旭教授が率いるチームは、骨髄幹細胞の心臓への移植・誘導による免疫寛容を通して、心臓移植を受けた患者の免疫システムの「認証」を実現できる。これにより免疫抑制薬の使用を少量もしくはゼロにし、移植を受けた患者の長期生存を実現し、患者家庭と社会医療の負担を大幅に減らすことが可能となった。同チームは現在、骨髄腔内の骨髄の心臓への移植・誘導による免疫寛容を5回成功させている。
孟教授は、「同技術は世界の心臓移植免疫寛容分野で報道されたことがなく、オリジナリティと実用性を持ち、多くの国家級課題研究の支援を受け、また国内の専門家からも注目を集めている。中国の器官移植事業の重大な進展であり、中国および世界の器官移植免疫寛容分野に新たな研究方向を提供したと見られる」と説明した。
心不全は冠状動脈性心臓病、リウマチ性心疾患、心筋症など心臓病の最終段階で、死亡率は50%にも達する。中国の病院50軒の調査によると、入院中の患者のうち約2000万人の心不全患者が存在する。 [JST北京事務所]