[本文]

国・地域名:
スウェーデン
元記事の言語:
英語
公開機関:
スウェーデン研究会議
元記事公開日:
2013/12/16
抄訳記事公開日:
2014/01/20

放射光施設MAX IVの運営とビームラインに約19億SEKの助成金

Decisions on grants of close to 1,9 billion SEK to MAX IV for operations and beamlines

本文:

スウェーデン研究会議の2013年12月16日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スウェーデン研究会議は、MAX IV研究所(MAX IV Laboratory)に2013年から2018年までの運営費として13億9,000万スウェーデン・クローナの助成金を、またルンド大学には同じ期間について2億5,000万スウェーデン・クローナの助成金を交付することを承認した。同研究会議は、新規ビームラインにも2億5,000万スウェーデン・クローナを投資する予定である。

スウェーデン研究会議で会長(Director General)を務めるSven Stafström氏は、MAX IVにより、スウェーデンがすでに強みを発揮している研究分野において、スウェーデンを国際的に発展させ、世界の目を向けさせるためのさらなる可能性が備わった、と述べている。

「今回の喜ばしいニュースを受け、我々も、世界でも最先端のシンクロトロン光施設の創出に専念できるようになった。この施設は2016年に始動する予定である」、とMAX IV研究所のChristoph Quitmann所長は話している。

[JSTパリ事務所]