[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2014/01/21
抄訳記事公開日:
2014/02/04

地域に根付いた生活で健康に

Mehr Lebensqualität und Gesundheit vor Ort

本文:

5つの地域モデルプロジェクトがスタートする。地域ネットワークのなかで、高齢になっても生活の質確保が可能であることを示そうというもの。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略以下の通りの報道発表を行った。

年齢を重ねても生活の質を維持することを目標とする5つの地域モデルプロジェクトがスタートする。この研究プロジェクトの中核となるテーマは、医療、介護、予防、社会サービスの供給である。地方自治体、アカデミア、産業界が共同で、ドイツの他の地域でも応用できるような問題解決策を開発する4年にわたるプロジェクト。

ヴァンカBMBF大臣は「あらゆる年代で地域における社会サービスを享受することで、生活の質を維持できることを証明したい。健康に関するサービス、交通手段、年代に応じたサービスが社会構造の変化に適応し、ネットワーク化され、新しくコンセプト化されなければならない」と語った。
選考された5つの地域研究開発ネットワークは下記の通り:
・FISnet:  アウグスブルク地域における予防的保健サービスのための柔軟で個性化されたネットワーク
・VorteilJena: イエナ地域における社会参加による病気の予防と健康な生活
・Chemnitz+: ケムニッツ地域における、生きる価値のある未来地域形成プロジェクト
・PNO: オルテナウ地域における心身の健康維持と疾病予防ネットワーク
・QuatiersNetz: ルール地方の高齢者のデジタルコミュニケーションネットワーク

同プロジェクトでは、2018年まで1件あたり最高で総額2,000万ユーロの助成を予定。なお該当地域の自治体も全予算の25%を追加負担することになっている。

[DW編集局]