[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究会議協議会(RCUK)
元記事公開日:
2014/01/09
抄訳記事公開日:
2014/02/18

博士課程向け訓練センターが19ヵ所、追加して開設される

Willetts to announce 19 new Centres for Doctoral Training

本文:

1月9日、英国経済の成長に重要な役割を果たす工学・科学分野の大学院課程を強化するため、Centres for Doctroal Training(CDT、博士課程訓練センター)がさらに19ヵ所追加されることが、大学・科学担当のデービッド・ウィレッツ大臣より発表された。以下はその概要。

19ヵ所のCDTは、2013年11月に工学・物理科学研究会議(EPSRC)が発表した72ヵ所のCDTに追加して開設される。今回、EPSRCは大学と交渉し、産業界・学界からの追加出資を確保することにより、センターの追加開設を実現した。

新CDTでは新たに合計900人の学生が博士課程訓練を受ける予定で、CDTへの政府投資総額は3億9000万ポンドにのぼる。他に、大学、産業界、チャリティがそれぞれ1億2400万ポンドを出資し、未来の科学者・工学者の訓練を支援する。官民合わせて投資総額は7億6400万ポンド。新CDTでは、量子技術、製造技術、ロボット工学、エネルギー、持続可能性など、多様な分野の博士課程学生訓練および研究促進を行う。

ウィレッツ大臣からは、全国に展開する国立風洞設備に1300万ポンドを投じることも同時に発表された。

[DW編集局]