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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/01/12
- 抄訳記事公開日:
- 2014/02/19
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嫦娥3号が目を覚ます 月面での生存技術を掌握
- 本文:
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2014年1月12日付の「中国科学報」ネット版は、嫦娥3号のスリープ状態からの自動復帰について報じた。本記事ではその概要をまとめる。
中国国家国防科技工業局が明らかにしたところによると、月探査機「嫦娥3号」の着陸機は1月12日8時21分、日照を受け自動的にスリープ状態から目を覚ました。月面ローバー「玉兎号」は11日5時9分の時点で、自動的に目を覚ましていた。着陸機と月面ローバーは14日間にわたる、極度に冷え込む月の初めての夜を安全に乗り切った。中国は月探査機の夜間生存技術の進展を実現した。
北京宇宙飛行制御センターの専門家は、「月の夜の間、嫦娥3号の着陸機と玉兎号は電源を切ったスリープ状態に入り、地球との連絡を中断する。月の夜が終わり、光が差し込み、着陸機と玉兎号の太陽パネルのエネルギーが一定値に達すると、事前のプログラムに基づき重要装置の電源が入り、地球との通信を回復する。それから地球からのコントロールを受け、正常な作業状態に入る」と説明した。
月面ローバーは現在、着陸機の南に約30メートル離れた所に位置し、地上の各基地・センターのデータ受信と処理も正常に行われている。科学者らも探査機が初日の昼に得た技術・科学データに基づき、関連する研究を展開している。
[JST北京事務所]