2014年1月22日付の「科技日報」で転載した新華社電によると、欧州特許庁（EPO）が受理した2013年度の特許出願は史上最多の26.5万件であり、うち、中国からの出願の成長率が最も大きく18％に達したと伝えられた。本記事でその概要をまとめる。

EPOの統計によると、出願総数の中、EPO会員国（38ヵ国）からの出願は9.36万件であり、前年度と同じく、全体の35.3％を占める。他国からの出願数は、米国6.48万件、日本5.23万件、中国2.22万件、韓国1.69万件等が上位に並び、うち、中国は前年より18％増した。この増加率は、EPO会員国も含めた各国の中で最も高い。

また、EPOのバティステリ長官によると、ヨーロッパは世界的に重要なイノベーション地域であり、年間で受理した特許出願数が4年連続で増加しているという。

[JST北京事務所]