スイス国立科学財団（SNSF）の2014年1月21日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2014年2月9日に予定されている「大量移民イニシアティブ（Mass Immigration Initiative）」の是非を問う国民投票を前に、スイス国立科学財団（SNSF）は、スイスが科学者に対して門戸を開放し続けることに関する声明文に署名した。この声明文には、スイス芸術科学アカデミー（Swiss Academies of Arts and Sciences）、諸大学の学長、スイス高等教育機関の長らも署名した。

声明文への署名者全員は、口をそろえて次のように述べている。
「欧州連合における個人の往来の自由化は、教育と研究におけるスイスの卓越した地位を確保するための最善の策である。国民受けのよい「大量移民反対（Against Mass Immigration）」イニシアティブに賛成票が集まれば、スイスにおける科学研究の成功が危ぶまれることになるだろう」

[JSTパリ事務所]