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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 新華通信社
- 元記事公開日:
- 2014/01/26
- 抄訳記事公開日:
- 2014/03/04
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中国科学院等、2013年度中国・世界10大科学技術進展ニュースの選出結果を発表
- 本文:
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新華通信社は2014年1月26日付で、中国科学院(CAS)と中国工程院(CAE)共同主催の「2013年度中国と世界の10大科学技術進展ニュース」選定の結果を掲載した。本記事でその概要をまとめる。
この選定活動は、CASとCAEとの共同主催に基づき、CAS・CAE両機構所属の院士(=アカデミー会員)の参加を得て行われることであり、今年は20年目を迎えたという。今回で選ばれた中国と世界の10大科学技術進展ニュースは以下である。
■中国国内の10大進展ニュース
1、「嫦娥3号」が月面に軟着陸し科学探査を展開している
2、「神舟10号」の打ち上げに成功した
3、実験レベルで量子異常ホール効果を初めて発見した
4、鳥インフルエンザ研究でブレークスルーを獲得した
5、「天河2号」が年内に2回も続けて「世界最速のスパコン」を保持した
6、世界で最軽量の材料「全炭素エアロゲル」を開発した
7、世界初の実用化可能な深紫外線レーザ装置の開発に成功した
8、最高解析度の単分子ラマンイメージングを実現した
9、世界最大出力の原子力発電ユニットの開発に成功した
10、世界初の擬態コンピューターを開発した■世界の10科学技術進展ニュース
1、人工の探査機が歴史的に太陽系を脱出した(米国)
2、3Dプリンターで初めて生体組織を作成した(英国)
3、世界初のカーボンナノチューブコンピューター作製に成功した(米国)
4、ヒトのDNA内で初めて四重螺旋構造を発見した(英国)
5、太陽系域外の高エネルギーニュートリノを初めて捉えた(米国、欧州、日本、ニュージーランド)
6、ヒト胚性細胞の培養に成功した(米国)
7、世界最大規模の地上天文観測装置が稼働を開始した(北米、欧州、アジアの多数の天文機関)
8、超高精細な人間の脳全体の3Dマップが発表された(ドイツ/カナダ共同研究)
9、人間の脳と脳とを直結するインタフェースを実現した(米国)
10、新記録―衛星32基を搭載したロケット打ち上げに成功した(ロシア) [JST北京事務所]