国立研究機構（ANR）の2014年1月27日標記報道発表によると、同日はフランスと中国の国交樹立50周年に当たり、ANRはこの機会に共同資金支援による研究協力プロジェクトにおいて非欧州では第1の相手先である中国との協力関係に触れている。

両国の研究協力は1978年の政府間協定の締結により始まった。現在ではANRが中国国家自然科学基金（NSFC）および中国科学技術部（MOST）との協力を通じて、両国間の科学協力において主要な役割を果たしている。55件の仏中協力プロジェクトに対してANRは2007年以降15百万ユーロの共同資金支援をしており、その対象領域は多数に上る。

2014年は情報通信科学技術領域の仏中協力において包括的な公募を開始するなど、NSFCとの実り多い協力関係を継続実施する。

[DW編集局+JSTパリ事務所]