[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦環境省(BMUB)
元記事公開日:
2014/02/13
抄訳記事公開日:
2014/03/10

「スクール・ハイキング」で生物多様性を学ぶ

Neues Projekt „Schulwandern“ soll Kinder für biologische Vielfalt begeistern

本文:

連邦環境自然保護建設原子炉安全性省(BMUB)は「スクール・ハイキング‐屋外で経験しよう。多様性を発見しよう。人を動かそう。」プロジェクトをスタートするに当たり概略以下のような報道発表を行った。

生物の多様性への感受性を養う「自然の中を歩く」授業が、カリキュラムに中に入った。これは、BMUBが振興する生物学的種の多様性に関する連邦プログラムの中の新しいプロジェクトである。

「スクール・ハイキング‐屋外で経験しよう。多様性を発見しよう。人を動かそう。」は3年間のプロジェクトで、「屋外学校」のコンセプトモデルを三つの小学校(Grundschule)で実験する。週に一回、生徒は屋外で、生物の多様性を研究することになる。

ヘンドリクスBMUB大臣は「屋外学校のアイディアは、このプロジェクトを越えて、多くの人々に参考にしてもらいたい。子供たちにとってプラスなだけでなく、生物種の多様性にとってもプラスになるであろう。子供のうちに自然の多様性を意識して経験した者は、その後長く自然に敬意をもって接することになるからである」と語った。

BMUBは連邦生物多様性プログラムに約75億ユーロを投入する。連邦自然保護庁が認可官庁として自然保護プロジェクトを所管する。モデル指定校は、プロジェクトの担当機関であるドイツハイキング連盟(DWV)とマインツ大学によって専門的、科学的に支援される。

[DW編集局]