エネルギー省（DOE）は2月25日、エネルギー省高等研究計画局（ARPA-E）が資金提供した研究プロジェクトが民間からの投資を引きつけており、エネルギーの利用と生産の変革に向けて大きく前進していると発表した。発表によると、ARPA-Eが9,500万ドルを提供した22件のプロジェクトが、民間から6億2,500万ドル以上の資金を獲得している。また、少なくとも24のプロジェクトチームが技術をさらに発展させるために新企業を設立したほか、16のプロジェクトでは他省庁との連携が実現している。ARPA-E は設立以来の 5年間で、18の研究プログラムと2回の公開公募を通じて、合計 362件のプロジェクトに9億ドル以上を投資してきた。これまでARPA-Eが焦点を当ててきた研究開発分野は、軽量金属の製造や電気自動車用電池の開発、天然ガスの液化技術や変換効率に資する革新的半導体の創出、太陽光集約技術の利用などである。

[DW編集局]