[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)
元記事公開日:
2014/02/06
抄訳記事公開日:
2014/03/20

データ・アクセスの改善とイノベーションの推進に7,300万ポンドを支出

£73 million to improve access to data and drive innovation

本文:

ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)の2014年2月6日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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David Willetts大学・科学担当大臣は、民間部門と学術界によるビッグ・データの可能性の解明を支援するため、新たに7,300万ポンドの資金を提供する旨を発表する予定である。

本日(2014年2月6日)開催の、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(高性能計算)とビッグ・データに関するGovNetの会議の席上、同大臣は、膨大な量の複雑なデータを利用可能なフォーマットに変換し、研究や分析に情報を提供できるようにするのを支援するプロジェクトの詳細について説明する。

ビッグ・データの市場は、2017年までに英国経済に2,160億ポンドの便益をもたらし、新たに58,000人の雇用を創出すると見積もられている。投資先となる55件のプロジェクトは、人の疾患についての理解を深めたり、肥満の問題に取り組んだり、輸送問題を解消するなど、多岐にわたる多くの分野でイノベーションを推進していくことが期待されている。

[JSTパリ事務所]