[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- エコロジー・持続可能な開発・エネルギー省
- 元記事公開日:
- 2014/01/30
- 抄訳記事公開日:
- 2014/03/25
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「生物多様性に関する国家戦略」の実施: 2013年認定公募結果の公式発表
Dossier de presse : Mise en oeuvre de la stratégie nationale pour la biodiversité, lauréats 2013
- 本文:
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エコロジー・持続可能開発・エネルギー省の2014年1月30日標記報道発表文書の概要は以下のとおり。
[生物多様性に配慮した主体的行動を推進・奨励する目的の生物多様性国家戦略(SNB)認定の進め方]
「生物多様性に関する国家戦略」の新規性の主要部分は各活動分野の全当事者を巻き込むことにある。国家戦略の策定に関与したこれら全当事者が共有する目標は、各構成員に対して自分たちの生物多様性との関係をその脅威のみならずそれに対する依存度についても自問を促すことにある。したがって各当事者の日常の範囲を超えたところに生物多様性を求める必要があり、事業の遂行過程を再認識することで兆候を掴む必要がある。この兆候が、外部からの支援、生物多様性国家戦略フォローアップ委員会の支持などと共に、行動開始を奨励することにもなる。このような行動の開始が我々の知るところの生物多様性の喪失に終止符を打つために不可欠である。
「生物多様性国家戦略に関する全国委員会」は関係者全般(団体、企業、専門機関、公的施設、自治体、従業員組合、有識者)で構成され、戦略実行の追跡、妥当性の評価、活動の一部の直接実施を求められる。特に自発的取り組みの審査を例に取ると、本委員会の代表者委員会が自発的取り組みの各々の書類を共通に定めた枠に基づいて審査を行った。つまり国による格付けではなく、「仲間による審査」である。
審査は、多くの場合数年間各当事者によって実施される活動全般に関するものである。審査の狙いは何よりもまず、各当事者とその生物多様性との関係に応じて提案される活動の妥当性および採用される方法に重点を置くことである。[生物多様性国家戦略に関連した動員の仕組み]
2011~2020年生物多様性に関する国家戦略(SNB)では、各地方レベルにおいて、またあらゆる活動分野において、官民を問わずすべての当事者に一貫した枠組を定めている。それが自発性に基盤を置く生物多様性の保存に役立てられる。本戦略に関連した動員の仕組みには次の2段階がある。
・まず自発的意志のある当事者が、SNBに対する自らの関心を表明しその活用・啓蒙を図る目的を持って、「SNBへの同意書」に署名する
・次に各同意者は毎年実施される認定公募に招かれて「自発的取り組み」の発表による働きかけを行う。「自発的取り組み」とは上記同意者の活動の中核をなす明確で一貫性のある活動全般で構成されるプロジェクトである。エコロジー・持続可能開発・エネルギー省の2014年1月30日標記報道発表文書の概要は以下のとおり。
[生物多様性に配慮した主体的行動を推進・奨励する目的の生物多様性国家戦略(SNB)認定の進め方]
「生物多様性に関する国家戦略」の新規性の主要部分は各活動分野の全当事者を巻き込むことにある。国家戦略の策定に関与したこれら全当事者が共有する目標は、各構成員に対して自分たちの生物多様性との関係をその脅威のみならずそれに対する依存度についても自問を促すことにある。したがって各当事者の日常の範囲を超えたところに生物多様性を求める必要があり、事業の遂行過程を再認識することで兆候を掴む必要がある。この兆候が、外部からの支援、生物多様性国家戦略フォローアップ委員会の支持などと共に、行動開始を奨励することにもなる。このような行動の開始が我々の知るところの生物多様性の喪失に終止符を打つために不可欠である。「生物多様性国家戦略に関する全国委員会」は関係者全般(団体、企業、専門機関、公的施設、自治体、従業員組合、有識者)で構成され、戦略実行の追跡、妥当性の評価、活動の一部の直接実施を求められる。特に自発的取り組みの審査を例に取ると、本委員会の代表者委員会が自発的取り組みの各々の書類を共通に定めた枠に基づいて審査を行った。つまり国による格付けではなく、「仲間による審査」である。
審査は、多くの場合数年間各当事者によって実施される活動全般に関するものである。審査の狙いは何よりもまず、各当事者とその生物多様性との関係に応じて提案される活動の妥当性および採用される方法に重点を置くことである。
[生物多様性国家戦略に関連した動員の仕組み]
2011~2020年生物多様性に関する国家戦略(SNB)では、各地方レベルにおいて、またあらゆる活動分野において、官民を問わずすべての当事者に一貫した枠組を定めている。それが自発性に基盤を置く生物多様性の保存に役立てられる。本戦略に関連した動員の仕組みには次の2段階がある。・まず自発的意志のある当事者が、SNBに対する自らの関心を表明しその活用・啓蒙を図る目的を持って、「SNBへの同意書」に署名する
・次に各同意者は毎年実施される認定公募に招かれて「自発的取り組み」の発表による働きかけを行う。「自発的取り組み」とは上記同意者の活動の中核をなす明確で一貫性のある活動全般で構成されるプロジェクトである。[2013年の生物多様性国家戦略認定公募の結果]
生物多様性国家戦略フォローアップ委員会は、生物多様性を志向する当事者33者が実施するプロジェクトに対して新たに「SNB認定取り組み」の資格を付与した。
[DW編集局+JSTパリ事務所]