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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/03/07
- 抄訳記事公開日:
- 2014/04/02
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1万メートル級有人潜水艇、実証段階に突入
- 本文:
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2014年03月07日付の「中国科学報」ネット版は1万メートル級有人潜水艇が実証段階に突入すると報じた。本記事ではその概要をまとめる。
中船重工集団第702研究所副所長の顔開氏は5日、「中国は1万メートル級有人潜水艇の研究の構想を打ち出しており、現在は実証段階に入っている」と明かした。
顔氏は、「現在の実証は、主に同プロジェクトの科学研究の需要、技術の実行可能性などの問題を巡り進められている。これまで「中国は今年、1万メートル級の深海潜水試験を実施する」と噂されていたが、この情報は正確でない。1万メートル級有人潜水艇に関する取り組みは始まったばかりで、実証後にプロジェクトの開始を申請できる。そこからさらに研究を進め、海での試験が実施できるようになる。これには長い時間がかかる」と語った。
顔氏によると、「竜宮」と呼ばれる中国初の実験型深海移動作業ステーションは、今年上半期にプール内の試験を継続し、下半期に大連沖で機能性試験を実施する予定で、作業のシミュレーションにより機能を確認することになる。
同プラットフォームは35トン級で、水深約150メートルに潜水し、6人を乗せ水中で12−18時間作業できる。昨年11月の時点で、第1期プール内試験を完了した。顔氏は、「同プラットフォームの試験が全面的に完了し、国家から引き続き支援を受けられれば、次に300トン級、水深1000−1500メートルの深海作業ステーションを建造する構想を練っている。蛟竜号は海中で竜宮とドッキングし、人員と物資を海中に運び、より多くの海洋研究・探査を実施するだろう」と語った。 [JST北京事務所]