[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立宇宙研究センター(CNES)
元記事公開日:
2014/02/11
抄訳記事公開日:
2014/04/03

CNESとNASAが共に火星へ: 「InSight」ミッションの中核となる地震計「SEIS」

Le CNES et la NASA iront ensemble sur Mars - Le sismomètre SEIS au cœur de la mission InSight

本文:

国立宇宙研究センター(CNES)の2014年2月11日標記報道発表の概要は以下のとおり。

ジャン=イブ・ルガルCNES理事長とチャールズ・F・ボールデンNASA長官は2月10日、火星ミッション「InSight」の主要機器である地震計「SEIS」に関するCNES・NASA間の協力協定に調印した。

「InSight」は太陽系探査プログラム「Discovery」の一環としてNASAが採択した第12次ミッションである。2016年3月に打ち上げ予定で、火星表面への到達は2016年9月になる。「InSight」は火星の1年間、つまり約2年間火星の土壌を調査する計画である。

正に技術的挑戦として、CNES、パリ地球物理学研究所、その他世界の主要な科学研究所によって地震計「SEIS」が開発された。「SEIS」はCNESの協力機関(ドイツのDLR、英国のUKSA、スイスのESA/Protex、米国のJPL)が分担した部分を統合した後、CNESからNASAへ送られる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]