[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究省(MESR)
元記事公開日:
2014/02/13
抄訳記事公開日:
2014/04/07

エネルギー移行研究所(ITE): 新規プロジェクト「VeDeCoM」の協定締結

Institut pour la Transition Energétique (I.T.E.) : signature du nouveau projet VeDeCoM

本文:

高等教育・研究省の2014年2月13日標記報道発表の概要は以下のとおり。

2014年2月11日、国立研究機構(ANR)理事長のパスカル・ブリアン氏とエネルギー移行研究所(ITE)所長のギオーム・ドゥヴォーシェル氏は新規プロジェクト「VeDeCoM」(脱炭素・相互通信車両とその移動)の協定書に署名した。

「将来への投資」プログラムから54百万ユーロの資金が投入されるITEの「VeDeCoM」には、個々人の移動や輸送に関する世界的な大変動に備えて対応策を用意するという目標がある。人や環境に配慮した解決策に対する社会の強い期待により、産業界や政府は施策の中心に脱炭素エネルギー、エネルギー消費の節減、自立型・連係型自動車などを置いている。

ITEの「VeDeCoM」の下に再結集された学界、産業界の関係者は、この地上に新たな移動システム、新たな自動車を配置して共に働くことの出来るエコシステムをフランスに創造するという強い意志を持っている。「VeDeCoM」はイノベーションや画期的研究により、個々の輸送のエネルギー効率を改善し、自立型・連係型の新世代自動車を開発するという目標を掲げて、今後この業界の競争力に貢献することになる。この場合都市および都市周辺区域での汚染物排出は大きく削減される。「VeDeCoM」の施策は「100キロメートルを2リッターで走る自動車」および「自立走行自動車」というフランス新産業計画の一環を成すものである。

[DW編集局+JSTパリ事務所]