[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立研究機構(ANR)
元記事公開日:
2014/02/24
抄訳記事公開日:
2014/04/09

共同研究室(Labcom): 随時開かれた資金支援手段

Laboratoires communs : Un instrument de financement ouvert au fil de l’eau

本文:

国立研究機構(ANR)の2014年2月24日標記報道記事の概要は以下のとおり。

「Labcom」はANRが2013年研究担当省の要請に応じて設けた資金支援手段である。学術研究室が企業、特に中堅・中小企業との間で2者間提携関係を構築する場合の支援を行う。2014年のプロジェクト公募は11月28日まで継続して開かれている。したがって該当者は何時でも応募可能である。書類の審査は随時行われる。

この「共同研究室」の特徴は、共同運営、研究・イノベーションに関するロードマップ、Labcomの研究成果の活用を確保する目的でロードマップや戦略を共同で実行することが可能な作業方法にある。

この資金支援手段の特徴の1つは、プロジェクト担当者にとって実行が容易なことである。迅速な決定を可能にするため、ANRでは今年から随時の応募受付・選考の手続きを設けた。研究者は2014年11月28日までなら何時でも提案の提出が可能である。年間を通じて4回選考が実施され、提案の提出時期に応じて審査が行われる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]