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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
- 元記事公開日:
- 2014/03/07
- 抄訳記事公開日:
- 2014/04/10
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もっと多くの女性の関心をITに
- 本文:
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ツィプリス連邦経済エネルギー省(BMWi)政務次官は本日、国際女性デーにあたり特に若い女性のITやMINT(数学、IT、自然科学、工学)教科への関心を喚起するよう呼びかけた。これに関してBMWiは概略下記のような報道発表を行った。
同次官は「国際女性デーは、自然科学部門における女性の数が相変わらず少ないことを訴えるのによい機会だ。ITに精通し、同分野で企業を立ち上げるような女性がもっと必要である。デジタル化は多くの職業において大きなチャンスをもたらすものであるにも関わらず、IT分野の多くのポストは男性に占められている。一方で女性企業家は男性と比べて、長期的にみると成果を上げている。そこでBMWiのヤング・デジタル・ビジネス評議会と協力し、成功した女性企業家を起業家のモデルとして紹介、女子学生に刺激を与えたいと考えている。女性企業家が学校を訪問し、起業が女性にとってどのようなチャンスをもたらすかを説明してもらう」と語った。
BMWiは重点助成プログラム「中小企業デジタル化」、イニシアティブ「企業のためのeコンピテンス・ネットワーク」等によって女性向けに具体的な助成プログラムを提示している。デジタル企業における実習は若い女性向けの支援例の一つである。ヤング・デジタル・ビジネス評議会も女性と起業をテーマにしたアジェンダを出している。
ドイツの人口は51%が女性であるが,起業家全体では30%過ぎない。デジタル分野の起業に関して見ると女性は8%足らずとなっている。
[DW編集局]