[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
原子力・代替エネルギー庁(CEA)
元記事公開日:
2014/03/12
抄訳記事公開日:
2014/04/22

制御核融合に関する国際研究(ITERプロジェクト): 六ヶ所村に設置のスーパーコンピュータ「Helios」がコプロセッサ「 Intel® Xeon Phi™」380台を増強

Recherche Internationale sur la fusion nucléaire contrôlée (projet ITER) : Le supercalculateur Helios, installé à Rokkasho au Japon, boosté par 380 coprocesseurs Intel® Xeon Phi™

本文:

原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2014年3月12日標記報道発表の概要は以下のとおり。

日本の六ヶ所村での核融合研究に必要な計算センターの設置と運用をF4E(Fusion For Energy)から委任されているCEAは、コプロセッサ「Intel® Xeon Phi™」の追加接続によりスーパーコンピュータ「Helios」の性能向上を図る。

Bull社が設計・運用するスーパーコンピュータ「Helios」は、二酸化炭素やその他の温室効果ガス排出のない持続可能なエネルギー源の開発を目的として核融合制御を狙った研究業務に使われている。ITER国際協力プログラムを補完する研究プログラムの一環として、欧州および日本の研究者全員に開放され、モデル化やシミュレーション機能を提供する。

「Helios」が装備する新たなコプロセッサ「Intel® Xeon Phi™」により、研究者らはその超高性能の計算能力の恩恵を受けることが可能になる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]