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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2014/03/27
- 抄訳記事公開日:
- 2014/05/01
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最先端デジタル技術を教室で
- 本文:
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連邦教育研究省(BMBF)の「デジタル社会」をテーマにした2014科学年において、教師がデジタル化というテーマに関する理解を深められるよう、専門家を招くことができる制度を実施する。これに関して連邦教育研究省は概略以下のような報道発表を行った。
スマートフォン、タブレット、PC等の機器は大部分の若者にとっては身の回りにあるのが当然のデバイスだ。しかし、こうした機器の使用によって生じる問題もある。デジタル化の本質を理解するため、デジタル領域の専門家が学校に来て教えてくれる活動が行われている。BMBFの科学年では研究者招請制度というイニシアティブがあり、同制度を通じ、教師は地域の科学者をオンラインで依頼して授業に招くことができるようになっている。
ヴァンカBMBF大臣は「生徒たちは、学校で科学者から直接教えてもらうことができ、最新のデジタル技術に関する研究を経験することができる。中には、将来デジタル技術の分野で活動してみたいという興味を抱く生徒がいるかもしれない」と語った。
本年度の「デジタル社会」では以前の科学年のイニシアティブと比較して、より産業界の専門家に参加が求められている。最新の研究に触れるということだけではなく、生徒たちをデジタル業界の職業の魅力に目覚めさせることが主眼となるからである。
最新の研究に触れることは、生徒だけでなく教師も得るところ大きい。ポツダムのHasso-Plattner-Insituteと共催したワークショップでは、教師も情報通信科学の最新のトレンドに関してより多くのことを学ぶことができた、としている。
[DW編集局]