[本文]

国・地域名:
アイルランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
アイルランド科学財団(SFI)
元記事公開日:
2014/03/26
抄訳記事公開日:
2014/04/23

大規模なデータ会議に、世界一流の研究者400名がダブリンを来訪

400 LEADING INTERNATIONAL SCIENTISTS DESCEND ON DUBLIN FOR MAJOR DATA CONFERENCE

本文:

アイルランド科学財団(SFI)の2014年3月26日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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データに関する大規模な国際会議に出席するため、400名を超える世界一流の科学者と研究者がダブリンを訪れる。クローク・パークで開かれるこの研究データ同盟(Research Data Alliance:RDA)の総会では、国際的なデータ交換の促進を支援することができる社会的・技術的な架け橋の構築に関連した重要な問題が討議される。

ジョン・ペリー中小企業担当国務大臣(Minister of State for Small Business)は、次のように話している。「中小企業や新興企業にとって、データの共有は大幅なコスト削減を可能にするものであり、画期的な新しい発見の推進にもつながる。現在、世界中の科学者や研究者が生成したデータの80%以上が共有されていない状態にある。これは、データの変換やアクセス、および適切な場所・フォーマットでの保存に関連する技術的な問題を原因とする場合が少なくない。本日の会議で重点的に取り上げる点も、重要な課題のひとつである」

この第3回RDA総会は、RDA-ヨーロッパ、オーストラリア国立データ・サービス(Australian National Data Service)、アイルランド・デジタル・リポジトリ(Digital Repository of Ireland)、インサイト(Insight)が共催するもので、アイルランド科学財団(SFI)、アイルランド研究会議、Failte Ireland、meetinireland.comおよびマイクロソフト・アイルランド(Microsoft Ireland)から資金的支援を受けている。

[JSTパリ事務所]